※ガローニ初100点ピノ込み《リヴァーズ・マリー赤白TOP2セット》 ピノノワール “プラット・ヴィンヤード” [2018] & シャルドネ “B・ティエリオット” ソノマ・コースト [2018] Rivers-Marie Pinot Noir PLATT & Chardonnay B THIERIOT VINEYARD, Sonoma Coast 750ml｜カリフォルニアワインあとりえ

シュレーダーで究極評価を立て続けとするトーマス・ブラウン自らのプライベートワイナリーがリヴァーズ・マリー。ここでも高評価を得るカベルネとシャルドネですが、英デカンター誌における「年間最高評価ピノ・ノワール」はリヴァーズ・マリーによるものでした。
更にアントニオ・ガローニからは「カベルネにも引けをとらず出来が良いピノ・ノワール」と述べられるなど、そのクオリティは紛れもなく傑出です。

● ガローニ＆タンザー連合VINOUSの評価基準がいかに厳しいか...それについては歴代初100点シラーに輝いたコングスガードのコーナーをご覧下さい＞＞
購入権利を求めウェイティングリストにあまたの希望者が名を連ねるなど、母国でさえ入手困難な激レア品も、例年、海外の正規エージェントに対しては一定量の輸出分が確保されるとは往々にしてあること。リヴァーズ・マリーもそういった例に該当します。
母国の販売ルートは原則として顧客名簿(ML)経由限りとされる上、生産量の少なさから、加入を望み4,000名以上が待機すると伝えられます。

《リヴァーズ・マリー》 ピノ・ノワール “プラット・ヴィンヤード” ソノマ・コースト
アントニオ・ガローニ＆ステファン・タンザー連合ヴィノス選「全米歴代初100点ピノ」
パーフェクト評価・同年号同銘柄
■ 2018vtg：アントニオ・ガローニ100点 (ヴィノス -VINOUS-)
The 2018 Pinot Noir Platt Vineyard is the single greatest Pinot I have ever tasted from Rivers-Marie. Rich, deep and explosive in its beauty, the 2018 is an arresting, breathtaking wine that takes hold of all the senses and never lets up. Inky dark fruit, spice, licorice and lavender infuse the 2018 with tremendous textural richness, and yet there is no feeling of excess weight. A Pinot of dizzying intensity and richness, the Platt has so much to give and so much to offer. Readers who can find it should not hesitate, as it is truly magnificent. In a word: epic! Drinking window: 2023-2038
【トーマス・ブラウンのコメント】
「リヴァーズ・マリーにとってプラットの一作目は2017年。かねてよりレイミー｜レッドカー｜リトライ｜フェイラ｜ラジオ・コトーといった錚々たる名手達がこの畑からワインを造っていたが、中でも特にラジオ・コトーの作に感銘を受け、もしもその葡萄を手に入れることができたら是非ワインを造りたいと思っていた。2017年に幸運にも少量の葡萄が手に入りワインに仕上げたところ、他の畑と違う個性に驚いた。
クローンはカレラが主体。同エリアの他畑より黒系の性格を増す葡萄が実り、ブルゴーニュライクなやや還元的香りのニュアンスを持つ仕上がりとなった。とは言えまだこの畑のことを完全に理解できたわけでなく、経年に従いテイスティングを繰り返し、毎年造り続ける中で個性を見極めることが出来るだろうと思っていた。
2017年も見事だったが、2018年産を造り進めるとその歴然たる個性の輝きと、他のソノマコーストの畑との違いに目を見張るばかりであり、2017年を覆す程の出来栄えとなった。今まで経験したカリピノの中で一際ブルゴーニュ寄りと言え、香には少し血の様な鉄っぽさを感じ、ブルゴーニュ風の還元香が顕著に表れ、知的好奇心を誘うような複雑さと長い瓶熟の可能性を感じさせる。まだまだ未熟でベストな飲み頃には到達していないが、味わいは旨味たっぷり且つ野性味溢れ黒果実が満載。非常に風の強い土地で育った為、厚めの果皮からタンニンは豊かに力強く仕上がっている。現時点で唯一の欠点を挙げるなら、生産量が少なく多くの試飲が叶わぬことだ。」 ※年産125ケース
【ヴィンヤード概要】有力媒体による100点評価ピノを世界の何処よりも多く輩出する「真のソノマコースト」こと“True Sonoma Coast”の一角に位置する畑。広義のソノマ・コーストAVAに含まれる3つの小地区、フリーストーン＝オクシデンタル｜ペタルマギャップ｜ウエスト・ソノマコーストの重複エリアに属す。
(位置関係から産地特性を色濃く表す先はフリーストーン＝オクシデンタル。同地区にはリヴァーズマリーがシャルドネ用とするジョイロード-Joy Road-｜フリーマン-Freeman Yu-ki Estate-｜コブのコーストランズ-COBB Coastlands-｜レッドカーのヘイガン-Red Car Hagan-といった上級生産者の自社畑が点在する)
海岸山脈に繋がる小さな尾根が縦横無尽に連なる一帯にあって、馬の背様な尾根の頂上に位置する数少ないヴィンヤードがプラット。界隈を特色付けるファイン・ピノに好適な冷たい海風に加え、尾根の頂にあることから果実成育を促す日照量も十分。太古のプレート活動による海洋性堆積土壌の恩恵もあいまって、複雑性に秀でるピノを望めるロケーションにある。加えてプラットの場合は二つの異なるミクロクリマに抱かれる。太平洋側を向く西側斜面、内陸向きにある東側斜面から成る独特の地勢から土壌組成は複雑性に富み、故にファインワインに求めたい多彩な構成を持つ葡萄を実らせる。バイオダイナミクス(ビオディナミ)農法を実践中。
【ワイン造り】果粒を傷めぬよう収穫は手摘み。除梗に加え状態の良い梗を持つ果実は全房。自然に流出した高品質フリーラン果汁と(下級キュヴェの為ともなる)低圧のプレス果汁を仕分け。摂氏10度のコールドソーク(低温浸漬)は7日の内5日目に冷却を止め自然の温度上昇を待つ。発酵開始は培養酵母に頼らず天然酵母の自発活動に委ねるのみ。(発酵開始まで78日を要す時もあり、酵母活動は冷涼な年に3日程、発酵終了まで10日間の年もある)MLFは約5-6ヶ月。澱引きは重力に任せるままフレンチオーク樽熟成100%。瓶詰の際は無濾過・無清澄。4-5カ月の休息後翌春以降にリリース。
【品種構成】ピノノワール【原産地呼称】カリフォルニア州＞ソノマ群＞ソノマ・コーストAVA(フリーストーンオクシデンタル地区)｜Sonoma Coast(Freestone Occidental), Sonoma County, California【タイプ】[赤]フルボディ Full【内容量】750ml